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izaneの運営するイラストサイトDream*Dropsのブログ。Dream*Drops*Diary、略してD*D*D。サークル情報、参加イベント情報、ギャラリー出展情報などを宣伝するところ。普通の日記もある、かも、ね。
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同性愛・ゲイ・ビアンなどが受け入れられない方は読まないほうがいいかもです。
また、同性愛者、ゲイ、ビアンの方々、わたしがもしも失礼なことを申していたら、本当に申し訳ありません。批難や同情だと捉えられてしまったら、この記事は削除いたします。
ひとまず、感想をまとめておきたいのでこの場を使わせていただきます。





先日の東京遠征で、ずーーーーーっと行きたかった2つの場所へようやく行くことができた。

ひとつは、新宿二丁目である。

今回初めて東京一人旅だったので、その念願を果たすことができた。

二丁目、と聞いても、はたしてそれが新宿駅からすぐのところなのか、どういったところにあるのか全く知らない状況下で、電池残量の危うくなったアイフォン片手に、どうにか二丁目にたどり着いた。

しかし、さすがに大通りに面して色々あるとも思えなかったので、駅に帰る道がわからなくならないように注意しながら、大通りを一つずれた通りに入ってみた。

すると、ある。

悩むこともなく、「ゲイバー」「ニューハーフバー」「ガールズバー」の文字が並ぶ。

ゲイ専門のアダルトショップ的なのも普通にある。

ニューハーフです!って感じの人も、タバコふかしてる。

いかにもなカップルこそ見かけなかったものの、こここそが二丁目か、と思いつつ、観光客丸出しの、キャリーバッグをカラカラさせながらウロウロすること数分。

「男女問わず歓迎」の文字を見つけ、ビルの中へ。


ほんとに一番行きたかったのはオカマバーなのだが、入りやすそうなのが「JET-☆ 」というゲイバーだった。
ゲイバーというと、オカマさんと違って、見た目は普通の男の人たちの集まりだと思っていたのだが、扉を開けた瞬間、まっピンクのきゃぴきゃぴ声で、「いらっしゃいませぇ~☆」と!
カウンターの向こうにいらっしゃったのは、なんとも綺麗なニューハーフさんじゃないですか!と浮かれて席に着くと、「今日は女の子のカッコしたい気分だったの☆ついてるわね!」と言われ、どうやらわたしはラッキーだったようだ。

お客さんは、男性よりむしろ女性の方が多かった。店全体が和気藹々とした感じで、すてきなお店でした。わたしはあのテンションにはついてけませんでしたが・・。


はっきりとした年齢がわからなかったのですが、ピンクの衣装のよっぴさんなる方と、ブルーの衣装のメタボさんなる方が、めちゃくちゃ綺麗でした。普段は男とは言え、メイクがわたしなんかよりはるかに上手。綺麗な女より、はるかにセクシー。仕草ひとつひとつがそこらの女よりはるかに繊細で。

メタボさんの衣装はなぜか胸元がはだけまくりで、チラッチラ見えて、エロい。何これエロい。男にしろ女にしろ、ここまでエロいと思ったのは、この人たちが初めてだ。


わたし自身は、はてしなくノンケに近いバイだと思っている。
死ぬほど愛した女はいたし、他にも惚れた女はいるけれど、殺したいとこそ思っても、抱きたいと思ったり、抱かれたいと思ったことがない。
基本的に女は嫌い。柔らかい体が気持ち悪い。わたしはわたしの体が嫌い。わたしと同じ構造の体を持つ女の裸は、性的感情で考えるとまったく萌えない。
だからと言って男が好きかというと、わたしの体が女であることを認識させられているようにも思えて、嬉しくない。

どうやらわたしは、男を抱くのが好きなのかもしれない。
メタボさんならやれる(失礼


などということを、シラフでビールを飲みながらうすらぼんやり考えていた。


お店の方々は、お客さんと一緒に全力で盛り上がっていた。
カラオケもあるので、じゃんじゃん歌って、じゃんじゃん飲んでいた。
とても楽しそうである。
とても楽しそうな職場。仲間。空間。

なのにどうしてだろうか。
こう感じるのは、とても失礼なことかもしれない。
なんて言ったらいいのだろう。

ここにいる人はみんな、笑いまくってはしゃいでるように見えるけれど、わたしなんかの比にならないくらいの苦労をしてきているんだろうな、と、思った。

わたしも、初めて本気で女に惚れたときは、死ぬほど苦しんで、それはそれは、今会社でかかえるストレスなんか比じゃないくらい、今思えばよくあのとき死ななかったなぁと思うくらい辛かったことがあるが

そんなのよりももっともっと
生きてきた時間が長い分、人と違う感情をもってしまった時間が長い分、辛いことが多かったんじゃないだろうかって。
それなのに、そんなに笑っていられるのが
空元気とまでは言わないけれど

不思議。

不思議と感じることが失礼なことなんだろうと思いつつ。

誰も彼もが必死に生きていると思う。
必死さの度合いは人それぞれだろう。
まったく辛いと感じていない人もいるだろうし
ほんの些細なことでも心折れる人もいるだろうし
わたしがこんなこと考えても、おせっかいだったりいい迷惑だったり
心底無駄なことなのだろうと思いつつ


何より、美しくて。
その楽しそうな姿がはかなくて。

わたしの入り込めない領域があって。


いろんな世界があるなぁ。

わたしってなんて小さいんだろうなぁ。


など。ビール一杯で酔ったわけじゃないけれど、色々考えてしまいました。



大阪にも、きっと女性入店可なお店はあるだろうから、ぜひまた行ってみたいと思う。


さ、て
もう一つの件はまた明日。

寝よう・・

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1988/07/07
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絵を描くこと
自己紹介:
絵描きを目指す社会人。
ギャラリー企画のグループ展にちょいちょい出展したり、音楽同人サークル「格納庫」にて、ジャケットなどのイラストを担当したりしている。
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